暮らしの底から水面を見つめる

グッドになりたい日記

20220704 LET IT BE

2022年7月4日はペパーランドで東京から加藤卓雄さんを呼んでのLET IT BEでした。

先に言ってしまうと、この日は替えの聞かない特別な夜になりました。

1. 能勢慶子
この日の慶子さんはパワーがすごかった。いい具合にリラックスして、内に秘めた力を30分グワーっと放出するかのような。神々しさすら感じた。ペパーランドの妖精とか誰かに言ったことある気がするけど、マジで神秘性半端なかった。ペパーランドで毎回出てくる言葉で「なにをやってもいい」を体現する人。伴奏いらないわ。スティック1本とスマホがあればええんや。最後の赤いセーターって詩がめちゃ好きなんだよな〜

2. オオモリケイスケ
オオモリさんの弾き語りを観るのは3回目、観るたびにどんどん良くなっていく。歌とギターのシンクロ率が上がっていって、伸びやかにリスナーの内側へガツンと響いてくる。カバーで加藤さんの残骸、めちゃめちゃ気持ち良く歌ってた。あとがきと1985という2曲、右手を突き上げるような音楽ではないけど、鳴らされたらグッと拳を握る特別な音楽になっているよ。先輩にこんなこと言うのは失礼だけど、弾き語りの伸び代半端ないよ!

3. 上園桂祐
リハでプリアンプ試したけど全然うまくできんで、結局直で遊神さんに微調整お願いしてもらったいつものパターン。遊神さんいつもありがとうございます。最後の2曲が先輩方に良かったよ〜って言ってもらえてめちゃめちゃHAPPY。

4. 加藤卓雄
加藤さんの一声目からグッと掴まれ、鳴らされる音と言葉にひたすら打ちのめされた30分間。予習はめちゃめちゃしていったけど、全てがそれ以上で瞬きするのも忘れるほど。優しく、そして熱く、力強さも儚さもある。交錯点、残骸、配達されない手紙……人生の深みのようなものを感じる曲郡、敵わねぇ。久しぶりに会った人たちに贈るようなアンコールの美しき裸足の歌、じいんと心の芯に染み渡りました。魂が震える美しいステージだった。


最強の夜でした。また最高の夜を更新してしまった。この日のライブは、加藤卓雄さんとの出会いは、自分の音楽人生に大きく影響がある出来事だろうなと今からそんなことをおもっています。
打ち上げのグルーヴもヤバかった。音楽の話をしっかりしていたのに、最終的にガンダムの話でピークを迎えた。きしもとのカレーが喫茶店で出てくるカレーみたいでめっちゃおいしかった!
この日を終わらせたくねぇ〜ってなった。でも帰ったら風呂入ってすぐ寝たし、久しぶりに二度寝した。

きしもとにて、昔のフライヤーを見つけてテンションバリ上がった加藤さんで締めます。
お疲れさまでした。サンキューペパーランド!