暮らしの底から水面を見つめる

グッドになりたい日記

20220625 マッコリナイト

2022年6月25日は岡山は表町BUDDAHでマッコリナイトを観に行きました。

初BUDDAH!
案の定迷ったし、駐車場遠いところに停めちゃってめっちゃ歩いて汗かいた。運動や。

自分がイメージしていたよりもずっとコンパクトな店内で、ステージ(になる場所)と客席がめちゃめちゃ近い! 客席から振り向いたらすぐカウンターがある! スピーカーデケェ!
かなり不思議な場所でした。音のバランスが良くて演奏しやすそうでした。ドラムセットも置いてあってバンドも出るときがあるとか。すげぇな。

1. マナブ・ヘンダーソン
作務衣はパンク、アコギでもマナブ・ヘンダーソンはパンク。6弦をかき鳴らしてオイ!坊主!って、あの曲はやっぱり息子さんの曲だったのね。歌詞世界はフォークっぽいテーマだけども、メロディーやギターはめっちゃストレートで指先にロックンロールの魂が。今回初めて観たのに何度か観ていると勘違いしていたのは、マナブさんのソロCDがすごいライブ感あるミックスだからなのかも。オススメです。銀堀讃歌好きなんだよな〜要チェックや。

2. ファズモトヒロユキ
音楽愛、パワーポップ愛の塊。その愛をただただ真っ直ぐ曲に詰め込んで、そりゃもう好きになるしかないでしょうよ。メロディーに対しての言葉の当て方、声にもギターワークにも全部パワーポップへの愛情しかない。曲のシチュエーションが生活感あるのも良さ。生活に根ざした音楽。ファズモトさんの人柄を観た曲と演奏でした。この日会ったのが初めてやのにもう大好きや。NIGHT&DAY、デッケェ声で歌いたくなる。寝ないと死ぬで?

3. オオモリケイスケ
メロウなロックンロールで撃ち抜いてくれ。新しいウェポンで初ライブ、いい音でした。プリアンプの効きが良くて自分も欲しくなっちゃうわ。内側から沸きあがるようなエモーショナルな曲たち。憧れが似ているというのもあるのかもしれませんが、オオモリさんの歌は僕への浸透率がすごい。自己の過去と今と願いの音楽。最後に演奏した1985って本当に魔法みたいな曲だなと再確認、良すぎて泣きそうになった。人に教えたい名曲。

4. 刹澤尚志
大阪からの刺客。てらさわたかしと読みます。TMGEのTシャツに長髪、ロックンロールでしかない。リバーブの効いた重たいギターはナイフのようで、絞り出すようなささやく声、時に吠えるように歌う。ずっしりと確実に紡ぐ音と言葉がボディーブローのように効いてくる。夕方ビューティフル、名曲や。言葉選びにオルタナを感じた。湿度たっぷりのその世界観、大好きだぜ。岡山大好きで1ヶ月毎に来とるらしい。来月も来るらしい、BUDDAHに。

5. 遠井地下道
奈良からの刺客。この人が歌うと世界がパッと明るくなった。伸びやかで嘘なんてまったくなくてAlrightと高らかに歌う。この人も魂がパンクス、そしてロックンロール。左腕の人間とシャツに描かれたHAPPY、この人をこの人の音楽を表すのにピッタリな言葉だとおもう。人間くさくて、生きるということを楽しんで、外からも内からも魅力がいっぱい。夕立、ブルーハーツを見た。憧れだってそのまま丸ごと出してしまう、そういう音楽家が僕は好き。

ヘッドライナーは下津井港、別名打ち上げ。
とにかく大変だった。気づいたらDESPERADO終わりのトキさんとかイサオさんとかいたし、スッシーさんはすでに出来上がっていた。カキは食べれなかった。でも村上さんがおいしいと言っていたラーメンは食べれたのでHAPPY。
トキさんは飲み足りなかったみたいで「俺んちで飲もうぜ!」って言ってた。時間は午前の3時半だった。最後、地下道さんとファズモトさんとさよならして僕はちゃんと帰りました。

マッコリナイト、最高の夜だった。最高の夜でしかなかった。酒は飲めないので全然マッコリナイトではなかったけどまた行きたいぜマッコリナイト。表町BUDDAH。
最後にその日の一番いい写真を置いておきます。華麗なるマッコリ一族。お疲れさまでした。